金継ぎ

先日 印泥を入れる香合を載せていましたが
どれもみんな3千円前後で手に入るものばかりです
ずっと前に六甲アイランドで年2回開催される神戸骨董祭でぶらぶらしていたら
見事な彫刻が施された紫檀の香合が目に留まりました
紫檀は 彫刻刀では刃がたたないほど硬く
お仏壇や座敷机 唐木細工 楽器などに使われる重硬で最高級の銘木です
それがこのなめらかで繊細な彫刻でしかもつやつやです!!! img20130406144919992「10万ぐらい? いやいや25万ぐらい?? もっとお高いですか???」と尋ねると
蓋はきれいだけど入れ物の方が真っ二つに割れていて そのかけらも紛失してるので
3000円で良いとのこと!!!
これはきっと何とかできる!と確信して迷わず買って帰りました

上の写真の左側が割れていない蓋で 右写真が割れていて修理したものです
大きさは9㎝×8㎝×3.5㎝  (割れてた状態の写真がありません)
これは前からやってみたかった「金継ぎ」(キンツギ)という修理法で接着しました

割れたり欠けたりした陶磁器を漆(うるし)で接着し、
継ぎ目に金や銀、白金などの粉をまいて飾る日本独自の修理法。
修理後の継ぎ目の線を「景色」と称し、破損前と異なる趣を楽しむ。
現代では漆の代わりに合成接着剤を使うこともある。金繕い。
(コトバンクより抜粋)

いつかやろうと思って東急ハンズで「金継ぎセット」を買っていたので
それを引っ張り出し 本屋さんで本も探して来て もう少し詳しく理解して
いくつかの割れた食器で練習してから何とかくっつけてみました
d247

あれから10年近くたっていてもくっついたままなので
試行錯誤した分だけ愛着が増して非常に思い入れのある掘り出し物となりました

“金継ぎ” への2件の返信

  1. コドモ・ドラゴンの父さま  こんにちは
    そうそう! ローズウッドでしたね!! 言い方が変わるとがらりとおしゃれな印象になりますね

    きっと父が好きだろうと思って お誕生日や仕事を引退したお祝いに 金継ぎセットや
    表装の通信講座セット等をプレゼントしていたのですが、すでに認知症が始まっていたようで
    何ひとつやる気ゼロで まっさらのまま長い間放りっぱなしになっていたのを思い出して
    引っ張り出してみたというながれがあります。
    結局は自分でもやってみたかったものばかりなので無駄にならなくて良かったですけど
    親子で一緒にやってたらどんなに楽しかっただろうと思います。。。

  2. chabinmamaさん、おはようございます。
    やりますね。こうやって、いろいろなことへの興味が広がっていくんですね。
    紫檀はいわゆるローズウッドですよね。
    木なのに、水に浮かないものもあるぐらいに、密で硬い木ですよね。
    金継ぎはテレビ等でも紹介されることがあるので知ってはいましたが、それを自分で実践しようとは思いもしませんでした。
    こうやって物を大切にするとともに、オリジナルとは違う趣を見出して楽しむ江戸時代の知恵って、粋ですばらしいですよね。

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