白い紙に白い犬

 JR芦屋駅北側2階デッキにある ラポルテ掲示板に
「わんこ展」のA3ポスターを貼っていただいております
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成人の日も過ぎてあと1カ月足らずに迫ってきました
初めてのことで要領を得ずぶっつけ本番の展示になりそうで
緻密なところと大雑把なところが共存している性格がものすごく不安です
作品は今回多めに 80点を用意しました
そのうち何点展示するかは 当日展示しながらの行き当たりばったりです

以前の投稿 「白い壷と壁新聞」 でも触れたのですが
白い紙に白い犬」 を表現したくて何枚も描きなおし 仕上がった数の5倍は描きました
よく見ると描いているうちに少しずつ描き方も変化しています
始めは足元にほんの少し影をつけてみたりしましたが そのうち影もなくしてしまったので
果たして白い犬に見えるでしょうか…
目と鼻も顕著に描き方が変化したなと思います

全ての仕上げは神戸市東灘区にある 玉木楽山堂さんにお願いしました

白にこだわって絵にはサインも印も無し
ワイヤーがたくさん下がっているのも騒がしいので 市販の 『ひっつきむし』
を使って展示できるようにそこそこ厚みのあるパネル貼りで超軽量に!
と細かいところまで無理難題をお願いして試作品も制作していただきました
『ひっつきむし』で何日間耐えられるかの実験のため
玉木さんの店舗内の壁には1カ月以上に渡って試作品を貼っていただきました

大きな書道展などをいくつも抱えて多忙な時期に
このようなささやかな個展のためにも大変ご尽力いただきました

たった4年程ですが私も表装を習ったことがあるので
プロの道具が所々に見え隠れする玉木さんの店舗玄関は 夢のような空間です
中庭の見える落ち着いた佇まいに ついつい長居したくなります
4年習って分かったことは 「先生の助けがないと私には無理!!!」 ってことでした
玉木楽山堂のブログに 「掛け軸のメイキング」 記事を載せておられるので拝見すると
工程数が多すぎて殆ど覚えていなかったことが再確認できます

表装技術はとうとう習得できませんでしたが 裂地を合わせる作業は
まるで作品に着物を見立てて着せていくようでものすごくワクワクします
掛け軸ってコンパクトに収納できて持ち運びも容易なのに
風格品格があって 本当にすぐれもので先人の知恵に敬服してしまいます

今回は掛け軸ではありませんが 半紙大のボード仕上げ76点 額装4点の
全てを 表はもちろん 裏面に至るまで大変丁寧に仕上げて頂きました

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