一閑張り2

前回「一閑張り」の続きです
竹の籠やざるで一閑張りを一通り作ると 次は他のもので作ってみたくなります
私が次に作ったのは瓢箪でした
娘たちが小学生の頃 大丸地下の野菜売り場で売られていて
(食用ではありません)中の種がほしくて買って帰りました
中を腐らせて種を取り 外側は乾燥させます
非常に臭いです×××

種を採ってから乾燥させたものを物置に放置していたのを思い出して
十何年かぶりに発掘し 一閑張りにしてみました
b50和紙を貼って柿渋を塗る作業は前回と同じですが
瓢箪のてっぺんのふたを木彫りで作るのに
とても時間がかかり手間取りました
紐の掛け方や結び方もよくわからなくて色々調べましたが結局適当です

まだまだ作れるようにこんなにストックがあります
b51採取した種から翌年小さなひょうたんがたくさんできたので
同じように乾燥させて置いてありました(大きいのや長いものは別種の瓢箪)
子供たちの夏休みの自由研究「瓢箪の観察記録」のまさに成果です!

この一閑張りからイメージを膨らませて張子のようなものが出来ないかと
調べてみましたが 結構難しそう…
そこで思いつくままに作ってみたのがこちらの猫ちゃんたちです
b49これには柿渋は塗っていませんので一閑張りではないのですが…

作り方は1リットルの太短く長方形底タイプのペットボトルを用意します
ふたの部分を切り落とし上から15~18㎝位のところで切って芯にします
外側を分厚く紙粘土で覆いながら猫の形にしていきます
底は紙粘土を少し巻き込むようしていますが中は空洞です
今の紙粘土は ものすごく軽いものが出来ていて感動!
もちろん軽いものを使用しました
1体で3パックぐらい使っています

完全に乾いたら白い和紙を3㎝角ぐらいにちぎったものを全体に隙間なく貼ります
一閑張りの要領で和糊を少し水でのばして刷毛で塗ってから貼ります
和紙は一通り貼った上に更に重ねて二重に貼る方が仕上がりが綺麗になります

耳や手足や鼻にはちぎり絵で使うような色和紙を手でちぎって
絵具を塗るような感覚で貼っていきます
目と口とひげだけは顔彩で描きました
文字は入れない方がかわいかったようですが
毎年年明け恒例の芦屋市書道展の副題「生活の書」に出品するので書きました

余った紙粘土を丸めて小さなねずみもおまけです
b52尾は革ひもで 耳はトイレットペーパーの芯を再利用しています
トイレットペーパーの芯の厚みとカーブが丁度良い具合でした
猫と同じように耳と体に和紙を貼り
耳の中のピンク色も和紙の色紙をちぎって貼っています
背中には「吉」という字を書きました
これはペットボトルやトイレットペーパー芯再利用のエコ張子ですね!!!
お子様の夏休みの工作にも使えそう です
いろんなものを考えながら作っているときはとても楽しいのですが
展示が終わると物置へ直行→どんどん増えてきてそろそろ処分しようかと思ったところを
心優しい方に保護していただきエコ張子の猫ちゃんたちは昨年命拾いをしたのでした